2011年02月10日

宿泊5団体が「じゃらんnet 」改定で要望書

 宿泊業主要5団体は、宿泊予約サイト「じゃらんnet 」の
新ポイントプログラムの導入と、システム利用料率の
引き上げに対し、宿泊施設の負担増加に反対する要望書を、
リクルート旅行カンパニーに提出した。

 5団体は要望に対する見解を文書で回答するよう求めた。
 来年4月から適用される新ポイントプログラムの導入などに
対しては、国観連近畿支部、箱根温泉旅館協同組合、
国観連九州支部が相次いで反発し、撤回や実施猶予の要望、
疑問点への回答を求める動きなどが表面化した。

 地域の加盟施設の不満を背景に、宿泊5団体の中央組織も
歩調を合わせて動いた。

 5団体は、新ポイントプログラムの導入について
「実質的な値上げであり、施設側の負担増を招くことは
極めて厳しい」と指摘し、その上で、ポイント付与分の負担や
シングル宿泊の手数料率アップについて、「従前の負担の中」で
制度変更を行うよう要請した。

 特に、宿泊単価の低迷や円高といった市場環境を受けて、
宿泊産業が「以前にも増して厳しい経営」にある時期に
新たに負担が増加することを懸念している。

 ポイント制度のあり方に対しても、消費者に利便性の高い
制度であると同時に、「宿泊施設の利用率も向上するような
運用が必要」と訴えた。

 要望書は、国観連、日観連、全旅連の専務理事等が
リクルートを訪問し、担当者に手渡した。

  (週刊「観光経済新聞」より転載)


沖縄ホテル組合ホームページTOP




Posted by 沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合 at 11:28│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。